舞道『観音舞』葉月の会

舞道『観音舞』葉月の会

8月8日、東中野に有ります「梅若能楽学院会館」で観音舞 葉月の会の公演が有りました。 五穀豊穣の祈り舞から始まり、舞われる方お一人お一人が女神様の如く、水、はなひらく、 それぞれが在りし日のやまとの野辺で遊ぶ天女の姿でした。 最後の雲中菩薩では、菩薩さまが目の前で祈りながら、たおやかに舞っていらっしゃるお姿におもわず私も手をあわせ祈りました。 日本の女性の美しさをあらためて感じ、また現在、あまり見かけなくなりました、長く、美しい黒髪に、やまとのくに、古き良き時を偲びました。

美しいピアノの音色、能楽堂に響くチェロの音色もすばらしく胸をうたれ そして店長のコヲジも響者として水晶楽器・ゴング・音叉で全編空間演出として参加させて頂きました。 このようにすばらしい会に参加させていただきましたことに感謝しています。

コヲジからこの会にあたり、真夏のことで、手持ちのものでは暑すぎるので羽織れるものを作ってほしいとの要望があり、和裁を長く行っていましたので、コートを作る要領で何とかしましょうということになりました。 下に穿くパンツは決まっていましたので、薄手の麻布を見つけ肩から掛けて見ますと、なにもしなくてもいい感じでしたが、ローマ時代の人みたいでこのままというわけにはいかず、、、。

クリスタルボウルの演奏をするということですので、気にいってよく使っていたという洋服を参考にパターンを作り、もうすこし前にドレープをとか、長さはこれ位とかイメージしながら仮縫いを繰り返しながら、なんとか形になりました。

当日、舞台の上ではどんな感じになるか、動きにくくはないかと心配もありましたが思った以上に良かったです。初めての衣装つくりでした。


としこさん(店長の母) 2015.08.10

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